2023年11月21日

愛犬の美しさを引き立てよう!西宮で楽しくできる犬の美容について解説

愛犬の美しさを引き立てよう!神戸で楽しくできる犬の美容について解説

愛犬にいつも美しくいて欲しいというのは、すべての飼い主様の願いです。今回は、そのためにどういうお手入れをしてあげればいいのかという疑問にお答えします。またお手入れをすることによりできる健康チェック、健康を保つ上で必要な、年代別のフードなどについても説明いたします。

犬の美容の基本3選

愛犬の姿を美しく保つために、欠かせないことがいくつかあります。この大切な3つのお手入れについて、まずは説明します。

シャンプー

定期的なシャンプーは、愛犬を美しく清潔に保つために欠かせません。体表に汗腺をもたない犬は、人間と違い、垢などは実はたまらないと言われています。しかし外部からの汚れは、被毛や表皮に付くので、放っておくと、それが酸化して不快なにおいとなります。家族が心地よく過ごすためにも、愛犬の体と被毛は犬用シャンプーで洗うようにしましょう。

シャンプーの頻度は、1ヵ月に1、2回で大丈夫です。ただそれは、愛犬の普段の過ごし方や年齢などによっても変わります。よく観察し、飼い主さんがシャンプーの適切な回数を見つけてあげてください。

トリミング

被毛をカットするトリミングは、とくに長毛種の犬にはなくてはならないものです。ヨークシャテリア、マルチーズ、パピヨンなどは、被毛が伸び続けます。人間がヘアカットをするように、こうした犬たちも定期的にトリミングをして姿を整えてあげなければいけません。伸びすぎだなと感じられたら、トリミングをしてあげるようにしましょう。

またトリミングには、愛犬の健康を保つ効果もあります。定期的に被毛をカットすることで、ノミやダニが増えることを防げるようになります。またお尻の被毛も短くしておけば、排泄物の付着によるかぶれや、雑菌の繁殖の予防も期待できるでしょう。

爪切り

犬の中には、爪切りを嫌がる仔も多いでしょう。ですが、爪はかならず定期的にカットしなければいけません。放っておくと爪は伸び続け、犬の肉球に食い込むようになるからです。そうなると足元の美しさも損なわれますし、なにより犬自身が痛い思いをします。爪の中の血管を傷つけないように気をつけながら、毎月1、2回は、爪をカットしてあげましょう。

耳そうじ

人間と同じように、犬も耳垢がたまります。だから定期的に、愛犬の耳そうじをしてあげましょう。耳そうじをせずにいると、垢がいやなにおいを放つようになったり、炎症の原因になったりします。犬の耳そうじをするときは、綿棒を専用のクリーニングローションで湿らせ、耳の内側を優しくこすってあげてください。

美容のお手入れで健康状態もチェック

飼い主さんが愛犬にお手入れをする一番の目的は、美容や美しさを高めたいと思うからでしょう。しかしこれによって、ふだんは見過ごしがちな病変を見つけられることもあります。

皮膚の状態

シャンプーやトリミングをしていると、ふだんは触れることの少ない、被毛の下の皮膚をしっかりと触れられます。このため、犬の皮膚に見られる病変に、トリマーさんがいちはやく気づくこともあります。たとえば、皮膚病、あるいは深刻な内臓疾患が原因のしこりなども、お手入れ中に発見することが可能です。

毛艶

犬にとって、毛艶は健康のバロメーターです。ですが、愛犬を毎日見ている飼い主さんは、毛艶がわるくなっていても、意外とそれに気づかないことがあります。トリマーさんからもしもそれを指摘されたら、愛犬をすぐに獣医さんに診てもらいましょう。栄養不足、栄養の偏り、あるいは老化などが原因として考えられますが、ときには病気のサインとして毛艶がわるくなることもあるからです。

耳ダニの有無

耳そうじをしてもらえば、愛犬の耳の中に、耳ダニがいるかどうかがすぐにわかります。とくに黒っぽい耳垢が多いときは、耳ダニがいる可能性が高いでしょう。耳ダニは、動物の耳内にとりつき、激しいかゆみや外耳炎などの疾患をひきおこすこともあります。耳ダニの寄生が疑われたら、獣医さんへ愛犬を連れて行ってあげてください。

飼い主さんが定期的にしてあげられたらいいのですが、耳そうじを嫌がる犬は多いため、手を焼くかもしれません。そういう場合は、無理をせず、トリマーさんにお願いするようにしましょう。

美容と健康にいいフード

愛犬の見た目と健康を保つために、適切で質のいいフード選びはとても重要です。問題なのは、年齢に応じて、犬にとってふさわしい栄養素やその量は変わることです。どのフードがもっともふさわしいのかについて、飼い主さんは情報をつねに集めるようにしましょう。

年代に合わせたフード

1歳未満の子犬は成長期で、高栄養の食事を必要としています。カロリーが高く、タンパク質を豊富に含んでいる食事が子犬には最適です。ただ消化器官が未発達なので、水分量が多く、吸収しやすいフードを選ぶ必要があります。

2歳から6歳までは、成犬としての時期です。成長は止まっているので、この時期にはフードのカロリーはやや抑えるようにしましょう。また避妊をすると太りやすくなるため、こうした処置をした雌犬へのフードは、カロリーにとくに気をつける必要があります。

7歳以上は、犬のシルバー期です。必要とするカロリーは少なくっていますし、フードを与えすぎると消化不良を起こすこともあります。また腎臓や膀胱疾患のリスクが高くなるのも、高齢犬の特徴です。栄養素を調整した、専用の療養食に切り替えてあげることで、高齢犬の健康を長く保てます。

サプリメント

犬にとって、サプリメントはかならず必要なものではありません。ですが、これを上手に取り入れれば、ふだんのフードでは十分に摂れない栄養素を補充してあげることはできます。サプリメントは医薬品ではありませんが、中には、それと同程度の品質のものがあるのも事実です。専門的な知識をもつ人と相談をし、必要だと思われる場合にのみ、大切な愛犬にサプリメントを与えてあげるといいでしょう。

まとめ

丁寧なお手入れをしてあげることで、愛犬は美しさを保ってくれます。それは見た目の美しさだけではなく、犬の健康を維持することでもあります。犬の美容に力を尽くすことは、飼い主さんの義務といってもいいかも知れません。なぜならそれは、愛犬が美しさと寿命を長く保つことにつながるからです。

兵庫県西宮市にある「ドッグサロンフワモア」では、愛犬の美容相談を行っております。熟練のスタッフが飼い主様のお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。皆様のご相談をお待ちしております。