2023年11月21日

ペットのヘアケアはとても大事!神戸の気候に合ったヘアケア方法をご紹介

ペットのヘアケアはとても大事!神戸の気候に合ったヘアケア方法をご紹介

ペットのヘアケアというと、ペットの見た目を整えるためだけのお手入れだと思っている方も多いのではないでしょうか。ヘアケアにはペットの毛の見た目に留まらずペットの健康状態を保つための大事な役割もあるのです。今回は、そんなヘアケアの重要性と共に身近な神戸の気候にあったヘアケア方法についてご紹介します。

ペットのヘアケアの目的と重要性

犬や猫など体を体毛で覆われたペットのヘアケアは、人間の髪の毛のケアとは全く違った目的があります。
ペットのヘアケアの目的と重要性について解説したいと思います。

ヘアケアの目的

ペットの体毛の役割は、外部の衝撃から皮膚を守る役割と共に、体温調節や皮膚の湿度の調整などの役割もあります。そのため、体毛が汚れていたりすると体毛本来の機能が低下してしまうのです。そうしたことから、体毛の衛星性を保って体毛が正常に機能できるようにすることがヘアケアの一番の目的になります。

ヘアケアの重要性

体毛の衛星性が保てなくなると、体毛内にノミや細菌が増殖し皮膚の病気になることもあります。体毛の長さが、気候やペットの体格に合った長さでなければ、体温や湿度の維持ができずに思わぬ病気につながることもあります。ペットのヘアケアは、そうしたリスクからペットを守るために必要不可欠なことです。小まめなヘアケアは大事なペットの体の変化などを確認するための健康バロメーターとしての役割もあり、とても重要なことなのです。

ペットのヘアケアの種類

ペットのヘアケアの種類は大きく二つに分けられます。それぞれのケア方法について解説します。

グルーミング

グルーミングとは、ブラッシングやシャンプー、耳かきや爪切りなどペットの体を清潔に保つためのお手入れです。グルーミングにおけるヘアケアは、シャンプーやトリートメント、ブラッシングなどがあります。シャンプーやトリートメントは毛や体表を清潔に保つ上で必要不可欠なものです。ブラッシングは、抜け毛を取りのぞいて細菌の増えづらい環境を整えると共にペットとのスキンシップをとる役割もあります。

トリミング

トリミングは、主に体毛のカットです。被毛を含めた全身の毛の長さを揃えたりして、普段のペットの活動に影響がないように体毛を切り揃えます。トリミングは、ペットの種類や体格に合わせると共に、季節に合わせた長さに切りそろえてあげることが大切です。顔回りや肛門、足の毛まで、普段お手入れがしづらい場所までしっかりとお手入れをしてあげましょう。

神戸の気候とペットのヘアケア

ペットのヘアケアは、普段過ごす気候に合わせて行うことも大切です。生活している地域の気候の特徴をしっかりと把握しましょう。では、神戸市の気候は年間を通じて温暖で雨が少なく、乾燥しやすい気候になっています。

神戸の気候が及ぼすヘアケアへの影響

神戸の乾燥した空気は体毛の乾燥を招きます。体毛が乾燥するとツヤがなくなるとともに静電気が発生しやすくなります。そうなると毛が広がりやすくなり見た目の美しさも悪くなりがちです。また、毛の乾燥は皮膚の乾燥にもつながります。皮膚の乾燥は、フケが多くなって皮膚の衛星性が悪化し皮膚病の原因になることもあるのです。そうしたことから神戸市では乾燥しやすい気候にあわせたヘアケアが必要です。

神戸の気候にあったヘアケア方法

神戸の気候におけるペットヘアケアの最大の敵は乾燥です。乾燥対策としては、保湿を大事する必要があります。そんな神戸の乾燥した気候に合ったヘアケア方法について詳しく説明してきましょう。

保湿シャンプーを使用する

ヘアケアで毛の清潔性を保つために、シャンプーは必要不可欠です。しかし、洗浄力の強すぎるシャンプーはペットの皮脂まで洗い流してしまうこともあるので注意が必要です。そのため、乾燥を防ぐためにも保湿成分が含まれたシャンプーを使うことは必須だと言えるでしょう。また、洗うときも皮膚へのダメージを避けるために優しく洗ってあげることが大切です。

現在は、保湿成分の入ったペット用シャンプーも多く販売されていますので、ペットに合った保湿シャンプーを使ってあげるようにしましょう。

トリートメントで乾燥と静電気防止

ペットを洗うときにトリートメントを使用しない方もいるかと思いますが、ペットのヘアケア及び乾燥の対策にトリートメントは必須です。トリートメントを使用すると毛のツヤを良くすると共に、体毛自体の静電気を防ぐ効果もあります。乾燥した環境では、とくに静電気が発生しやすくなり、体毛が静電気を帯びるとハウスダストなどを吸着して体毛の衛星面の悪化にも繋がる可能性があるのです。トリートメントの中には水が必要ないものもあるので、色々なトリートメントを試してみると良いでしょう。

ドライヤーの仕方にも注意

シャンプーなどの後はドライヤーでペットの体を乾かしますが、ドライヤーの仕方にも注意が必要です。長時間のドライヤーは、体毛だけでなく皮膚まで乾燥させる可能性が高くなります。また、熱風によるダメージで毛自体のツヤを失う原因にもなりかねません。そうしたことを避けるためにも、ドライヤー前にできるだけタオルで水分をふき取り、ドライヤーの使用時間を短くしてあげることが大切です。ただ、ドライヤーの時間を短くしすぎて生乾きにならないようにしましょう。体毛が生乾きの状態だと細菌が増殖することになり、最悪、カビが発生する可能性もあるので注意が必要です。

保湿化粧品の活用

最近はペット用の保湿化粧品も多く出ています。スプレータイプからクリームタイプ、化粧水、ローションなどさまざまです。シャンプーなどと違い、毎日できるペットの乾燥対策としてペット用の保湿化粧品の活用は効果的です。

まとめ

ペットのヘアケアは、ペットの健康維持のためにも必要不可欠なものです。日頃の小まめなケアが毎日の健康へと繋がります。そして、ペットも人間と一緒で、それぞれの環境に合わせたケアを行っていくことがとても大切です。

「犬の幼稚園シュシュ」では、皆様の個別のニーズに合わせてペットの美しさと健康のお手伝いをさせていただいています。さまざまなご要望にお応えいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。